太ってないけど二重あご※たるみを解消する3つのアプローチ

下を向いたり口を開けたら二重あごになって「えっ!」と思うことがありますよね。「私、太ってないのに!」と思いながら鏡で確認したら首もたるんでシワまで見えて危機感max。

あごはたるみを落としにくい部位ですが、除去する方法はちゃんとあります。正面から見た二重あごはもちろん、耳の付け根から顎先までのフェイスラインのたるみをケアする方法も紹介していきます。!

二重あごの原因は何気ない日常の暮らし方にある!

「私は太ってないから大丈夫!」なんて思っていたのに二重あごができるのはなぜ?

まずは、太っていなくても二重あごになってしまうその原因について知っておきましょう。その原因の多くは実は何気ない日常生活の中に隠されていたんです。当てはまるものがあれば、それがたるんだアゴの原因ですっ!

パソコン作業やスマホ操作が多い

仕事でパソコンを操作する人や、普段からスマホを操作する機会が多い人は要注意。

パソコンやスマホを使っていると、気づかないうちに無表情になり、まばたきをする回数も減ってしまうから顔の筋肉が使われなくなり、表情筋が衰えて皮膚の脂肪が下の方に垂れてきてしまい二重あごに。

首や肩が慢性的に凝る

首や肩が慢性的に凝っていると血流が悪くなり、リンパの流れも滞って老廃物がたまってしまい顔がむくんでしまう。このむくみが下に下にとさがり、あごの下は老廃物がたまりやすいので二重あごにつながってしまう。

姿勢の悪さ

普段から姿勢が悪く猫背になっていたり、パソコンなどのデスクワークで長時間同じ姿勢で仕事をしていると、背中が丸くなって猫背になってしまいがち。この猫背は背中が丸くして姿勢が悪くなるだけでなく、ストレートネックといって首が正常な位置でカーブしている状態ではなく、前に突き出したようにまっすぐな状態になってしまう首猫背にもつながってしまう。

また携帯を長時間操作して画面を見る機会が多いと、どうしても目線が下向きになってしまう。そうするとあごに負担がかかるため、この姿勢が長く続いてしまうとあごの皮膚が伸びてしまっているので、その伸びた部分がたるみにつながって二重あごに。猫背事態が体のバランスを崩してしまい、首や肩の凝りにつながって血液循環が悪くなり、リンパの流れもスムーズにいかなくて、むくみを作ってたるみにつながるという悪循環も。

咀嚼回数の減少

ご飯を主食とした食生活よりパンを主食とした欧米化の食生活をすることなどで、食べ物を噛む回数が減少。普段からしっかり物を噛む習慣を身につけていないと、あごのラインを引き締めてくれる筋肉である頤筋がおとろえて皮膚がたるみ、その結果二重あごになってしまうことも。

このように二重あごの原因は表情筋の衰えとむくみによるものだということがわかります。でも大丈夫!今からでも予防、解消する方法はちゃんとありますからね。主なケア方法を3つ紹介していきたいと思います。

【ケアその1】自宅でできるマッサージ&エクササイズ

まずは自宅で自分で簡単にできるマッサージ&エクササイズを紹介しますね。

二重あごに効くツボ

顔の中にはいろいろな小顔に効くツボが存在するのですが、その中で二重あごに効果的といわれているツボが上廉泉(かみれんせん)というツボです。このツボは顔を上に向けてあごの真下のへこんだ部分にあります。親指で上に向かって強めにグッと押しましょう。

また耳の下あごのラインから少し内側にへこんだ部分に頬車(きょうしゃ)というツボがあり、こちらのツボも二重あごに効果があります。両手の人差し指で上に押し上げるようにマッサージしましょう。どちらも少し痛気持ちいいくらいやるのがポイントです。

サランラップをまいて入浴

サランラップを使うことも効果的です。サランラップを使い密封状態を作り出すことで、肌の血行を良くして新陳代謝を促してたくさん汗をかきます。汗をかくことで余計な脂肪を落としてくれるんです。息をするための鼻や口を除いて、あごの下の首までしっかりサランラップをまいてしっかり湯船に浸かりましょう。

ポリバケツ体操

名前だけ聞くとポリバケツを使うと思われがちですが、ポリバケツは使いません(笑)ポリバケツ体操とは、口を大きく開けて「ポ・リ・バ・ケ・ツ」と発音する口の体操のことなんです。声は出しても出さなくても大丈夫です。表情筋が鍛えられて二重あご予防、解消につながります。手順は次のとおり。

  • 1.鼻の下が伸びる感じで目を大きく開いて「ポ」の口。
  • 2.口角を上に引き上げる感覚で口を大きく横に開き「リ」の口。
  • 3.大きく口を開けて「バ」の口。舌を前に突き出すと頤筋が使われるのでより効果的。
  • 4.前歯を見せて舌を出し舌の先端を下に向ける感じで感じで「ケ」の口。
  • 5.目をつぶって口を思いきり前に突き出して「ツ」の口。

それぞれの口の形を5秒キープ。これを1日3~5セットくらい行いましょう。しっかり口を開けて、きちんとキープすることで想像以上に表情筋が使われて疲れるので効果が期待できます!

【ケアその2】手軽で効果も高い美顔器

自宅でテレビを見ながらお風呂に入りながら気軽に始められて効果が出やすいのが、超音波美顔器や美顔ローラーなどの美顔器。美顔ローラーには棒状のコロコロタイプと、ボールがついてるY型タイプなどがありますよね。これらの美顔器、実は目的によって選べばいいんですよ。

超音波美顔器

二重あごに効果があるとよく聞きますよね。超音波は振動がお肌の内部にまで届くので、表情筋にも作用してお肌をリフトアップし、たるみを予防・改善してくれます。

それだけじゃなく、超音波で細かい微弱の振動を肌に与えるのでマッサージ効果が得られ、皮膚の新陳代謝が活発になりリンパの流れをよくして老廃物を流すからむくみ解消にもつながるんですよ。そうすると、お肌の美容成分の吸収率もアップするので、お手持ちのコスメの効果を引き出せるってワケ。

棒状のコロコロローラー

テレビショッピングなどでもおなじみのコロコロ。ローラー部分にプラチナやゲルマニウムが内臓されています。プラチナには酸化を防ぐ働きがあり、ゲルマニウムはマイナスイオンを発生させる働きをするので、お肌の上を軽くコロコロするだけで美肌効果が期待できちゃうんです。つまり、二重あご対策にはどうかなとギモンが残ります。

ボールがついてるY型タイプ

棒状のローラー美顔器と比べて、こちらはある程度の力を入れて肌に押し付けるように使うので、老廃物を流しリンパの通りを良くして血行改善、むくみを解消します。日によって二重あごの状態が変わる、むくみタイプの二重あごに効果的♪

さて、まとめますね。棒状のコロコロタイプは、肌の内側からキレイに表情筋アップでアプローチ。ボールがついてるY型タイプは、肌の外側から二重あごの原因を予防、解消してくれるんです。

二重あごの原因の多くは表情筋の衰えですが、むくみ顔の人は溜まった水分や老廃物が二重あごを作ってるともいえるので、むくみの有無でどちらを選ぶか決めるといいですよ♪

超音波美顔器はその両方の効果があるので一石二鳥の優れものですよ。使い方は下から上に向かってが基本です。効果をよりアップさせるためには、体が温まっている入浴中や入浴直後の使用をおすすめします。

【ケアその3】最後の手段は美容クリニック

いろいろ試したけどなかなか効果が出ない・・・、すぐにでもこの見苦しい二重あごをなんとかしたい!という場合には美容クリニックでの治療を検討してみては?様々な治療法がありますが、いくつか紹介しますね。

サーマクール

高周波を気になる部分の肌に当てることで、肌の中のコラーゲンや脂肪を収縮させて肌をひきしめ、シワ、たるみを改善する機械です。最大の特徴は治療後も時間をかけて少しずつコラーゲンを増やして肌にハリを与えてくれるところなんです。傷口が治っていく原理と同じで皮膚のたるみを改善してくれるんです。

治療後すぐに感じられる効果と、1~4ヶ月くらい先に感じられる2つの効果があります。個人差はありますが、2つの効果が実感できてから半年~1年くらいは効果が持続。ダウンタイムはほとんどないですが、費用が10万円くらいからと高めです。でもお肌の内側から改善し、ひきしめてくれるので二重あごを解消して、さらには小顔効果まで期待できちゃう優れものですよ。

ウルセラ

超音波を気になる部分に当てることで、肌のリフトアップをしてくれます。深部まで浸透するので、表情筋そのものに働きかけ、筋肉のたるみを改善します。点状にしか照射できないので広範囲は向きません。効果は半年~1年くらいで、こちらもダウンタイムはほとんどありませんが費用は10万円くらいからと高めです。

ウルトラアクセント

超音波と高周波を流してたるんでしまった皮膚の脂肪細胞に直接働きかけ、超音波で脂肪を破壊分解、高周波が新陳代謝を上げて脂肪の排出を促すといったシステムの機械です。このウルトラアクセントは部分的に使うことができます。メスを使わないので傷が残らない、効果がすぐわかりリバウンドの心配もありません。ダウンタイムはほとんどなく、費用は2万円くらいです。

メソセラピー(脂肪溶解注射)

脂肪を溶解する薬剤を投与して、溶けた脂肪細胞を血液の中に取り込んで流し、体外に出すという仕組みです。体にメスを入れないので傷が残らず手軽にできますが、1回に注射できる薬剤の量が決まっているので広範囲を治療するのには不向きです。治療後、多少筋肉痛のような痛みがあったり、赤くなる場合もありますがダウンタイムはほとんどなく、費用は6万円くらいです。

ここで紹介した4つすべてたるみを改善するものですが、大きく分けて2種類の治療法に分かれています。サーマクールとウルセラはお肌や筋肉に働きかけることで、ウルトラアクセントとメソセラピーは皮膚の脂肪を除去する治療法ということが、おわかりいただけたと思います。

毎日5分の二重あご解消ケアで小顔生活始めよう♪

あごはなかなか手軽にできるたるみケアが見つかりにくいパーツだけど、自分の二重あごの原因が分かればきちんとケアしていくことは可能ですよ。でもそのためには地道な努力が必要なんです。毎日数分でいいからマッサージやエクササイズ、そして効果アップに美顔器を使ってみるなど自分にあった方法を見つけて続けてみましょう。きっと二重あごが解消して、ぼやけた輪郭がスッとシャープに小顔になれますよ♪

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